卒業生を講師に迎えて~高校生向け出前講座「せんせいっていいもんだ」~(12月13日)

習志野高校の教員志望や教員に興味をもっている生徒を対象に、高校生向け出前講座「せんせいっていいもんだ」を行いました。この講座では、教職の魅力や教員採用試験についての最新情報の説明と、卒業生による講話を実施しています。

県教育庁教職員課の梅原管理主事と市原市で特別支援学校の教員となった同校卒業生の小倉先生をお招きし、教員の仕事とはどのようなものかを具体的に講義をしていただきました。熱心に耳を傾けていた生徒から質問もあがり、内容の濃い講座となりました。

 

梅原管理主事の講義は、教員の魅力や仕事の内容など

興味を引く内容で始まりました。

次に千葉県教育委員会が作成した「千の葉の先生になる」のプロモーションビデオ

を視聴し先生の魅力に触れました。

 

また、梅原管理主事からは、高校から大学への進学や教員免許の取得等について

丁寧に説明をしてくれました。

生徒の「どのような資格が必要なの?」「どの大学へ行けば教員免許が取れるの?」

先生って忙しい?そんな不安や疑問に対して説明をしていただきました。

 

次に、習志野第一中学校 小野 未来先生(吹奏楽部OG)の講義予定でしたが、急遽来校できなかったため、小野先生が作成された資料を活用し、梅原管理主事が代わりに説明を行いました。

【小野先生の資料より抜粋】

何もない人になるより、自分をしっかり持っている人のほうが考え方に説得力があると思います。

その中で仕事だけでなく、好きなものに打ち込んでその経験を語れる先生のほうが魅力的だと感じています。

そのため、今自分の好きなことに精一杯打ち込んでおくのも大切なことだと思います。

部活でも趣味でも自分を持っていることは大切だと思うので何か1つでも見つけてみてください。

 

 

次に卒業生(サッカー部OB)の市原特別支援学校の小倉教諭から

教員の魅力を学びました。

特別支援学校の先生はどのような仕事をしているのか、実体験を通じて

具体的に講義をしてくださいました。

「作業学習」の説明をする際にも写真資料を基にイメージしやすい

説明と共に、特別支援学校の生徒が意欲的に学習に取り組む様子を

聞くことができました。

特別支援学校の先生は、生徒共に学び、成長を喜び、仕事にやりがいが

あることが想像できたと思います。

 

進路をまだ決めかねる時期かもしれませんが、このような講義を受け、進路に向けて選択するためのきっかけとしてほしいと考えております。