リアルタイムレポート

本校生徒が習志野警察より感謝状を授与されました!

 道に迷った認知症の高齢者を保護した本校2年の大久保奏尊君が、習志野警察より感謝状を贈られました。

 大久保君は下校途中にご高齢の方に声を掛けられ、その様子に異変を感じ、交番までその方に付き添ってくれました。「人助けをすることにためらいはなかった。」「高齢者の方を助けられて嬉しい。」「思いやりの心を持って、今後も困っている人を積極的に助けたい。」と記者の方々の取材に答えていました。

 

1学年職業体験

 7月16日(火)、1学年を対象に職業体験を実施しました。大学、短大、専門学校の先生方を講師としてお招きし、生徒は希望する講座に分かれ各職業の体験をしました。血圧測定や編み込み、自動車整備など本格的な体験が多く、生徒たちは意欲的に取り組んでいました。

 まもなく夏休みに入ります。部活動で忙しい日々になるとは思いますが、オープンキャンパスの参加や職業について情報収集するなど、進路の面でも実りある夏休みにしましょう。

2学年進路学習

 6月25日(火)の5,6限に2学年進路学習を実施しました。

 SDGsをテーマに講師の先生をお招きして、各ホームルームでカードゲーム「2030SDGs」を行いました。生徒は3人一組のグループを作り、各チームに与えられたゴールを実現すべく様々なアクションを起こしながら、同時にSDGsが掲げる目標達成を目指しました。ゲームを通して、SDGsの本質を体感的に理解することができました。

タスカルーサ市青少年訪問団 歓迎会・交流会

 6月5日(水)、コロナウイルスの影響で中止となっていたタスカルーサ市訪問団の歓迎会を6年ぶりに実施しました。

 歓迎会では、訪問団の挨拶や本校校長の田口富一と訪問団長リサ・キーズ氏による記念品交換、さらに吹奏楽部による歓迎演奏が行われ、アットホームな雰囲気の中で訪問団を迎えることができました。

 歓迎会後には訪問団の生徒も授業に参加し、生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを取り、「意外と話すことができた」という感想が多く寄せられました。英語で伝え合う喜びを感じることができたようです。

 また、訪問団は茶道部の活動にも参加し、伝統的な日本の美意識である「わび」や「さび」に触れる機会を持ちました。

 異なる文化や言語を持つ人々と実際に交流することで、多様な価値観を尊重し、他者を思いやることができる人材へと成長してほしいと願っています。

2学年分野別説明会

 6月11日(火)4限に2学年を対象とした分野別説明会を実施しました。

 大学・短大・専門学校をお招きし、2年生は人文や語学など34分野に分かれそれぞれの説明を聞きました。説明会終了後には、「進路について真剣に考えようと思った」といった感想が聞かれ、進路意識の高まりを感じました。オープンキャンパスや高大連携講座などに積極的に参加し、自分の学びたい学問を決めていきましょう。

進路講演会

 5月30日(木)、保護者の方を対象に進路講演会を実施しました。

 進路アドバイザーの髙野亜希子氏をお招きし、学費・奨学金・マネープランについてご講演いただきました。学校種による学費の違いや、学費以外の学校生活にかかる費用、複雑な奨学金の制度について丁寧に解説していただきました。髙野氏の講演後は、本校進路指導主事の渡邉千知教諭から大学入試と本校生徒の進路動向について説明しました。

 朝早くから多くの保護者の方にご来校いただき、ありがとうございました。引き続き本校の教育活動へのご協力よろしくお願いいたします。

令和6年度関東大会出場選手壮行会

 5月24日金曜日の球技大会後に、本校体育館にて令和6年度関東大会出場選手壮行会が行われました。

 柔道部、ボクシング部、空手道部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、ソフトボール部、体操競技部、サッカー部が関東大会出場選手として生徒会から紹介されました。

 各部活動の代表生徒のスピーチの後、激励の言葉がかけられ、その後は吹奏楽部・バトン部からエールが送られました。

3学年進路ガイダンス

 5月28日(火)5、6限に3年生を対象とした進路ガイダンスを実施しました。

 約70校の大学・短大・専門学校、千葉県警や警視庁をお招きし、学校や仕事の説明をはじめ公務員対策講座を行いました。生徒は希望別に分かれ、それぞれの講座を真剣なまなざしで聞いていました。

 具体的な試験についての説明もあり、3年生は進路に対する意識が更に高まったようでした。いよいよ進路活動が本格的に始まります。進路実現に向けて粘り強く取り組んでほしいと思います。

1年生が校外学習に行ってきました

 4月30日(火)に、1年生が校外学習に行ってきました。

「校外の施設を利用して楽しみながら、クラスの友達との絆を深める」ことを目的にし、東京スカイツリー及び東京ソラマチ散策を行いました。

 初々しい制服に身を包み、中には初めてスカイツリーを訪れたという生徒もおり、展望デッキからの眺めに感嘆の声をあげていました。

 行動を共にする中で、絆も深まり、笑顔いっぱいの校外学習になりました。

令和6年度 第68回習志野市立習志野高等学校入学式 校長式辞

 色鮮やかな花々に包まれ、春の香りが満ち溢れる、春爛漫の今日の佳き日に、

 習志野市長 宮本 泰介(みやもと たいすけ)  様

 習志野市議会議長 佐々木 秀一(ささき しゅういち) 様

 習志野市教育委員会 教育委員 馬場 祐美(ばば ゆみ) 様 をはじめ、多くのご来賓の皆様をお迎えし、保護者の皆様とともに、習志野市立習志野高等学校第68回入学式を挙行できますことは、私ども教職員にとりましても大きな慶びとするところであります。 

 

 ただ今、入学を許可いたしました320名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。本校の生徒・教職員を代表して、心から歓迎いたします。

 皆さんは義務教育を終えられ、本校を目指し入学試験に見事合格され、いまここに高校生となりました。ご家族や中学校の恩師の方々の支援や励ましを忘れることなく、精進しなければなりません。

 

 入学にあたり、本校を簡単に紹介いたします。

 今年、市制施行70周年を迎える習志野市は、次世代を担う有為な人材の育成という大事業の名のもとに、昭和32年に県下2番目の市立高校として、習志野市民の期待を背に本校の創設を行いました。

 創設当時の校地は、現在の習志野市役所新庁舎の場所にあり、昭和50年に、現在の地に移転しました。以来、習志野高校を学び舎として巣立った、皆さんの先輩諸氏は2万4千名余りを数えます。 

「習志野の王冠たれ」「雑草の如く逞しく」の校是のもと、先輩諸氏が習志野市民の期待に応え、弛まぬ努力によって、その名を全国に轟かすまでの文武両道の名門校に築きあげ、現在も脈々と引き継がれています。

 こうした、歴史と伝統ある習志野高校に入学する、68期生の皆さんの心に留めておいて欲しい二つのことを申し上げます。

 

 一つめは「高い志をもって、失敗を恐れず挑戦し、習志野高校の歴史に新たな1ページを刻んで欲しい」ということです。

 これから始まる高校生活では、今までに経験したことのないような嬉しいことにも巡り会うでしょう。一方、辛く苦しいこと、自分の思うようにいかないこともあるでしょう。こうした時、人は、「もう無理だ」「もうできない」と自分の中に安易に「壁」を作ってしまうことがあります。失敗することへの過度な不安は、視野を狭くし、可能性の扉を開きにくくします。挑戦する前から、自らの限界を決めないでください。

 皆さんには無限の可能性があります。「志」を持ち、どんな状況におかれても、自分の前にある試練から逃げずに、絶対に乗り越えるという強い気持ちを持って高校生活を送ってください。

 

 二つめは、「感動し、笑い、夢を抱いて欲しい」ということです。感動は人を変えます。笑いは人を潤します。夢は人を豊かにします。そして、感動し、笑い、夢を抱くことができるのは、人間だけに授けられたことであります。このかけがえのない資質を育み、さらに磨いていくところに、前向きの人生が拓けるのではないでしょうか。

 

 保護者の皆様、お子様のご入学誠におめでとうございます。新しい制服に身を包み、希望に燃えている我が子の姿を目の前に、感慨ひとしおのことと推察いたします。これから自立した大人へと成長していきます。その過程では、悩むことも、失敗することも時にはあるかもしれません。どんな時でも、私ども教職員一同は、ご家庭の皆様と協力して、生徒一人ひとりの成長のために、一体となりまして、指導に全力を尽くします。また、ご家庭との連携が必要不可欠と考えておりますので、なにとぞ、本校の教育方針に温かいご理解と、力強いご支援とご協力をお願いいたします。

 

 最後になりましたが、本日ご列席を賜りましたご来賓の皆様には、ご多用の所、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。今後とも本校並びに本校生徒に対しまして、一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 結びに、新入生の皆さんの本校での高校生活が笑顔溢れる充実した実り多いものとなりますよう心から祈念して式辞といたします。

令和6年4月9日 

 

習志野市立習志野高等学校

校 長  田口 富一