令和5年度 第2学期終業式 校長先生式辞

 令和5年度 第2学期 終業式 式辞
 令和5年12月22日(金)


 みなさん、おはようございます。
 行事の多い2学期、また、3年生にとっては進路決定に向けた重要な時期であったと思います。さらにこの後、一般入試等で志望校にチャレンジする3年生の皆さん最後まで粘り強く努力を重ねて下さい。
 部活動の活躍も、素晴らしく、私は皆さんの活躍にただただ、驚くばかりでした。この活躍は習志野市民のみならず、千葉県民にも元気やエネルギーを与え、また、私立の学校の活躍が目立つこの時代に公立学校の意地や心意気を形にし実現していることに他ならないと確信しています。そんな皆さんの一流の努力と結果に改めて敬意を表し心より感謝いたします。

 2023年もあと数日、今日は皆さんに伝えたい話を1つだけします。

 伝えたい内容を一言でいうと「スポーツや芸術の可能性」です。
 皆さんの多くは、自分が選んだスポーツや芸術のより高みを求め、それぞれの場に身を置き一流の努力を重ねていると思います。
 この日々の努力や精進は、心や体の発達を促し、同僚や先輩、指導者とのコミュニケーションから社会性を学び、一生涯の宝となる友人や仲間を得ることができていると思います。また、厳しい練習や合宿、大会本番の大きなプレッシャーやピンチを乗り越えることで自分自身に対する「自信」や「逆境を乗り越える力」、専門用語で「レジリエンス力」を備えることができます。この逆境を乗り越える力こそ、「雑草のごとく逞しく」という言葉の通り、習高生に備わる力の源であると感じています。

 このようにスポーツや芸術の可能性には自分自身を成長させてくれるものの他に、人種や国家、言葉や宗教を問わず全世界で共有できるものであり、友情や絆を育むものであると考えます。
 オリンピックや各種ワールドカップ、野球のWBC、身近なところでは、今月、本校吹奏楽部の皆さんが台湾に招待され、現地の皆さんに感動を与えて帰ってきたこともその1つではないでしょうか。

 今、世界では残念ながら、ウクライナや中東など戦争の真っただ中にいる国があり、そこに暮らす人々にはスポーツや芸術を楽しむ余裕はないでしょう。やはり、平和でなければ我々の今の生活は成立しない。これは、自然災害やパンデミックも同様です。これからもそんな不安定な世の中の情勢は続きそうです。
 皆さんはこのような世界を生き抜いていかなければなりません。


 皆さんには習高で身につけたスポーツや芸術の「技術」や「逆境を乗り越える力」が備わっています。それぞれ進む方向は違っても、スポーツや芸術で身につけた力で自分の周りを明るくし、良い方向に導いてくれることを期待します。スポーツや芸術にはそんな可能性があると私は信じています。
 是非、皆さんが世の中の平和に貢献できる人間になってくれることを願います。

                               以上