2学期始業式 校長先生のお話し

令和4年度 第2学期始業式 校長式辞(放送)
令和4年9月1日(木)

みなさん、おはようございます。
今回も放送での始業式、皆さんの顔を見ながらお話することができず、残念です。コロナの感染状況はやや減少傾向にあるようですが、この後、大きな行事等が控えています、気を抜かず、基本的な感染対策の継続をお願いします。

さて、暑い40日間の夏休みが終わりました。皆さん、それぞれの40日間の過ごし方があったことと思います。習志野高校としては、この夏インターハイに出場された部活の中から、柔道81kg級の3年生、伊澤君、ボクシングライトフライ級の1年生、片岡君、体操競技種目別平行棒で3年生、荻野君が見事優勝し日本一になりました。また、ジャパンカップカヌージュニアスラロームで2年生、長洲さんが優勝し日本一になりました。吹奏楽部は吹奏楽コンクール・マーチングコンテストの両方で東関東大会という全日本をかけた舞台に駒を進めています。 また、進学や就職等の進路実現に向けた努力を各自で続けている事でしょう。

習志野高校に入学し高校生活を送っている皆さんは、ここでこれがしたいという目的や目標を明確に持って入学している人がほとんどであり、この夏もその目的や目標に突き進んだのではないでしょうか。今日はそんな努力を日々続けている皆さんに、頑張り方のアドバイスを一つ、二つしたいと思います。

1つは「頑張るときと、休む時」オンとオフのメリハリをつけること。なんとなく、頭ではわかってはいても、難しいのがこれで、家に帰ってご飯を食べるときも、寝るときも、お風呂に入っていてもそのことを考えてしまい、ずっとオン状態。ありませんか?やはり人間の能力には限界がありますから、良いパフォーマンスや良いメンタルの状態を生み出すにはしっかりと休み、精神的な切り替え、リフレッシュが必要であると思います。ある意味、どんなに素晴らしい能力を持っていても、肉体的・精神的に健康でなければ良い仕事はできないですよね。これは、高校生である皆さんも、我々社会人も同様です。休養の取り方・リフレッシュの仕方は人それぞれだと思います。是非、自分にあった方法を見つけて、質の高いリフレッシュタイムを過ごしてください。

二つ目は「正しい頑張り方」という考えです。何かをやりきるためには、楽しいことや楽なことばかりを求めるだけだは当然ダメで、ここぞという場面ではしっかり頑張ることが必要です。すなわち、努力の方向がきちんと定まっていること、方向性が間違っていない状態で頑張らなければ結果を出す側にはなれないということです。2学期も多くの大会・コンクール、進路実現のために皆さんは文武両道を目指し「頑張る」と思います。是非、その頑張りが満足のいく結果に繋がることを祈っています。

オンとオフ、質の高いリフレッシュタイムの取り方を見つけ、掲げた設定目標に向かって、ただしい方向で頑張れることを期待しています。

放送での始業式 校長先生のお話し